ご挨拶

学部長・研究科長 挨拶

星 周一郎
○首都大学東京 法学部 学部長
○首都大学東京大学院 法学政治学研究科 研究科長
星 周一郎Hoshi Shuichiro

  法学部のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
  首都大学東京法学部は、東京都立大学法学部の50年以上におよぶ伝統を礎にして、法律学と政治学との専門教育を行う学部です。
  現代世界を特徴づけるインターネット社会化、グローバリゼーションの急速な進展は、従来の思考法では解きがたい複雑な諸問題を私たちに投げかけています。こうした状況であるからこそ、私たちは「一人一人の学生の能力を引き出す教育」を心がけ、それによって現代に山積する諸問題に積極的に取り組む人材の育成を目指しています。
  法学部において1年次から始まる専門教育では、法律学や政治学の基礎知識や体系的な諸理論が説かれる講義科目と、学生の主体性と創意工夫が発揮される多くの専門ゼミとが、車の両輪の働きをなしています。そして、それを支えているのが様々な学界で法律学・政治学研究をリードする優秀な先生方です。こうして法学部の学生は、各専門領域で発揮される高度な研究能力や知識とともに、広い視野と柔軟な発想に支えられた総合的思考力を身につけるのです。
  法学部の前身である、東京都立大学法学部、および都市教養学部法学系の多くの卒業生は企業、官庁、ジャーナリズム等、幅広い分野で活躍しています。その中でも法曹を目指す方にとっては、高い合格実績を誇る本学の法科大学院への進学は、極めて魅力ある選択肢になるはずです。しかも、本学では法科大学院の教授陣も学部教育に携わっているため、学部生のうちから法曹養成に向けた準備を始めることができます。また将来、内外の大学や研究所に勤務する法学・政治学の専門の研究者を目指す方は、東京都立大学時代以来の定評ある研究者養成機関である法学政治学研究科法学政治学専攻に進むことも可能です。
  このように、法学部は将来社会の多様な分野で活躍したいと考える方々に、それに相応しい実力を身につけていただく教育課程を用意しております。皆さんの積極的なチャレンジを期待致します。

専攻長挨拶

大澤 麦
○首都大学東京大学院 法学政治学研究科
    法学政治学専攻 専攻長
○首都大学東京 法学部法学科 学科長
伊藤 正次Ito Masatsugu

  法学政治学研究科法学政治学専攻は、「法律学分野」と「政治学分野」で構成されています。それぞれの分野は、50年以上にわたって法律学・政治学の研究者養成を行ってきた東京都立大学社会科学研究科基礎法学専攻・政治学専攻の伝統を受け継ぎ、法律学・政治学に関する高度な学識を備えた研究者を養成しています。
  同時に、現代社会を規律するルールの設計・運用や紛争解決に知的根拠を与える役割を担う法律学・政治学は、グローバル化の進展や人口減少・超高齢社会の到来に伴い、従来の思考様式では対応しきれない複雑な課題に直面しています。本専攻は、こうした課題を受け止め、現代社会において実践的に活躍する高度専門人材の育成にも取り組んでいます。
  こうした取り組みを実現するために、本専攻は、他の大学院には見られない教育・研究環境を調えています。その最大の特長として挙げられるのは、分野ごとに開講される「総合演習」を通じた研究指導方法です。各分野の大学院生は、指導教員による個別の研究指導を受けつつ、分野ごとに全教員と全大学院生が参加する研究会方式の「総合演習」で学位論文の構想等を報告することによって、幅広い視点から助言を受けることができます。この総合演習は、東京都立大学時代以来、少人数制の授業とともに本専攻の教育システムの根幹をなしており、本専攻の特色ある研究指導方法として学界でも高く評価されています。また、本専攻では、博士前期課程の学生も含めて個席が与えられるなど、充実した研究環境が整備されています。
  本専攻は、各大学・研究機関や関連諸学会において指導的役割を果たす数多くの研究者や、各領域の最前線で活躍する高度な専門知識をもつ実務家を輩出してきました。さらには、海外から留学生を積極的に受け入れ、帰国後に本国で研究者や公務員として活躍している人材も送り出しています。
  複雑化した法的・政治的な諸課題を理論的に探究することや実践的に解決することに関心を寄せる皆さんが、ひとりでも多く本専攻の門を叩いてくださることを、教員一同心から願っています。