ご挨拶

学系長=学部長挨拶

星 周一郎
首都大学東京 都市教養学部 法学系 学系長
法学部 学部長(2018年度以降) 星 周一郎Hoshi Shuichiro

  法学系のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
  首都大学東京都市教養部法学系は、東京都立大学法学部の50年以上におよぶ伝統を礎にして、法律学と政治学との専門教育を行う学系として歩んで来ましたが、2018年に装いも新たに法学部となります。
  現代世界を特徴づけるインターネット社会化、グローバリゼーションの急速な進展は、従来の思考法では解きがたい複雑な諸問題を私たちに投げかけています。こうした状況であるからこそ、私たちは「一人一人の学生の能力を引き出す教育」を心がけ、それによって現代に山積する諸問題に積極的に取り組む人材の育成を目指しております。
  法学部において1年次から始まる専門教育では、法律学や政治学の基礎知識や体系的な諸理論が説かれる講義科目と、学生の主体性と創意工夫が発揮される多くの専門ゼミとが、車の両輪の働きをなしています。そして、それを支えているのが様々な学界で法律学・政治学研究をリードする優秀な先生方です。こうして法学部の学生は、各専門領域で発揮される高度な研究能力や知識とともに、広い視野と柔軟な発想に支えられた総合的思考力を身につけるのです。
  法学部の前身である、東京都立大学法学部、および都市教養学部法学系の多くの卒業生は企業、官庁、ジャーナリズム等、幅広い分野で活躍しています。その中でも法曹を目指す方にとっては、高い合格実績を誇る本学の法科大学院への進学は、極めて魅力ある選択肢になるはずです。しかも、本学では法科大学院の教授陣も学部教育に携わっているため、学部生のうちから法曹養成に向けた準備を始めることができます。また将来、内外の大学や研究所に勤務する法学・政治学の専門の研究者を目指す方は、東京都立大学時代以来の定評ある研究者養成機関である法学政治学研究科法学政治学専攻に進むことも可能です。
  このように、法学部は将来社会の多様な分野で活躍したいと考える方々に、それに相応しい実力を身につけていただく教育課程を用意しております。皆さんの積極的なチャレンジを期待致します。

専攻長挨拶

大澤 麦
首都大学東京大学院 社会科学研究科
法学政治学 専攻長 大澤 麦Osawa Mugi

  「法律学分野」と「政治学分野」から成る社会科学研究科法学政治学専攻は、東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻および政治学専攻の50年以上におよぶ伝統を礎にした大学院です。
  社会の高度化やグローバル化の急速な進展は、従来の社会科学的思考法では解きがたい複雑な諸問題を私たちに投げかけています。このような状況のもとで法や政治の学究に求められるのは、それぞれの専門領域・先端領域で発揮される高度な研究能力や知識とともに、広い視野と柔軟な発想に支えられた総合的な思考力やマネジメント力でありましょう。この二つが相補的に働いたとき、これからの社会のあり方についての明確なヴィジョンを打ち出す豊かな構想力が生まれるからです。
  本専攻の教育課程は、まさにこのような考え方に立脚しております。その最大の特長は、学会において法律学・政治学研究の中軸を担う優秀な教員が担当する少人数制の授業と、「分野」ごとに全教員と全大学院生とが参加する研究会形式の総合演習とが、車の両輪の役割を果たしている点にあります。東京都立大学時代以来、本専攻はこの定評のある教育システムに基づいて、各大学・研究機関、そして法律学・政治学の関連諸学会において指導的役割を果たす数多くの優れた研究者や、各領域の最前線で活躍する高度な専門的知識を有する職業人や公務員を輩出してきました。さらには、海外から留学生も積極的に受け入れ、帰国後に本国で研究者や公務員として活躍している人材も送り出しています。
  現代に山積する諸問題に自らの力で立ち向かおうとする皆さんが、ひとりでも多く本専攻の門を叩いてくださることを、教員一同心から願っております。